大型一種免許取得(一発試験)体験記

大型一種免許への道(一発試験) タイトル

 

PART11 試験3回目 後編(試験場にて)

 

 9時30分より試験開始。1番から順重にスタート。待っている間は、コース表をイメージしながら頭の中でリハーサル繰り返すこと数回。他の受験生とも話をしながら緊張をほぐす。顔なじみがだいぶん増えた。私の前の人が発着点へ戻ってくるのを確認し、階段を下りる。プラットホームのような場所にトラックが滑り込んでくる。待ってました日野レンジャー。話しによるとこれが一番乗りやすいらしい。あと、個人的にもデザインが一番好きである。

 助手席に座っている試験官に一礼し、受験番号、名前を言う。そして試験が始まった。はじめに車体後方へ回り、車体の下、周囲を確認。車体前方も同様に確認。ドアをあける前に前方後方を確認し必要最小限あけ、素早く乗り込む。乗り込んだら後方を確認しながらドアを2段階にて確実に閉め、ドアロック。日野の車はドアロックがわかりやすいからいいな〜。座席を少し前に出し、シートベルトを締め、ミラーの調整。

 このへんで試験官に、「準備が出来たら発進して」といわれる。サイドミラーも確認し、クラッチとブレーキを踏み、ギアをニュートラルへ戻す。ハンドブレーキを確認してエンジン始動。すぐさま2速へたたき込む。ハンドブレーキを解除し、軽く周囲の確認をしてウインカーを右に入れる。左後方、後方、右後方を念入りに確認したのち発進。

 前回もメリハリをつけろと言われていたので、アクセルをがばっとあけ、3速へたたき込むが、ギアがよく入ってなかったようでクラッチを戻しても反応がなかった。すぐさまギアを入れ直し、何とか復帰。横断歩道の安全を確認して4速へいれる。コーナー手前でブレーキ。4速のままコーナー出口あたりでアクセル全開。スピードメーターがぐいぐい上がっていく。いままで試験で到達したことのない速度になる。なんか気分爽快。メリハリはこれで充分だろうと考えつつ、速度を落とし次の右折のため進路変更の準備。予定の位置で合図を出し、安全確認して進路変更。そしてそのまま右折をする。次は踏切を越えて左折なので合図を出し、あらかじめ車体を左に寄せておく。

 踏切。免許センターでは初体験だ。ちょっと登りになっているので、ハンドブレーキを引いて、坂道発進の体制をとる。窓を思いっきり開け、左右と音の確認をして、ちらっと後方を見て発車。2速のままアクセルを踏み込み一気に通過。次は見通しの悪い出口左折。2速のままじわりじわりと車を進め、安全確認して出す。交差点の信号は赤。ほっと一息つけるので赤信号はうれしい。

 信号が変わり安全確認して車を出す。例によってぐっと加速する。また右折のため進路変更する。なかなかいい感じ。そのまま障害物を避け、外周を回りまた右折のため進路変更する。右折直後また右折のため進路変更。かなり忙しい。先の先を念頭において運転しなければならない。走行していると、前回やらかしてしまったS字の入口が間近に迫ってくる。

 予定通り少し大回り気味に車体を誘導。前方ミラーを見ながらゆっくりと頭をつっこんでいく。ちらりと左サイドミラーを見る。縁石まで30cm位ありそう。これでOK。2速半クラッチでじりじりと進める。いい感じでS字通過。次のクランクへと進む。

 クランクの進入は右折になるが、少し甘かった。油断していたのかもしれない。クランク内で右後輪が引っかかりそうになる。やばい。よく見るとぎりぎり。接輪すると前回の二の舞になるので一旦さげることにした。試験官も苦笑い。後方をしっかりと確認し、左に寄せながらできる限りさげる。車体が左側にぴたりとついたら、前進開始。思いっきり外側からハンドルを切り込んだ。ミラーがポールに接触せぬよう注意しながら・・。

 少し自信を失いつつも次の課題、縦列駐車へ向かう。後方から来ていた他の試験車両をずいぶん待たせていたみたい。さて、縦列駐車。教習所で習ったとおり、左1mあけて一旦止め、バックギアに入れ、後方確認してスタート。左後輪が縦列駐車位置角にさしかかった時ハンドル左いっぱいに切る。そのまま右のミラーをちらちら見ながらハンドルを戻す。後輪がいい位置に納まったら、ハンドルを右に切り、車体をおさめる。前日の練習で左側の縁石にタイヤが接触したこともあり、かなり慎重にやった。ただ、どうも収まりが浅い気がしたので、一旦仕切り直し。切り返しをして何となく良さそうな位置へ押し込んだ。ハンドブレーキを引いて、ギヤを抜いて駐車完了。試験官は苦笑い(ひょっとしたら、さっき既に入っていたのかも・・?)。

 合図を出し、周囲の確認をして再スタート。どうやら後方から来ていた別の試験車が一足先に縦列駐車終わったようで、追い越された(試験官の人は横でぶつぶつ何か言っておられた)。もっと円滑に運転せよと言うことらしい。ただ、前に他の試験車が走っていると少し落ち着く。これはこれで個人的には良かったのかも。右折左折を繰り返し、坂道発進へ。思いっきりハンドブレーキを引き、ギアを2速に入れ、エンジン回転を少しあげ、クラッチミート。ハンドブレーキを降ろし、発進。下り坂もそのままでエンジンブレーキを効かせる。

 一時停止をすませれば後は40km/h走行の課題のみ。3速、4速とシフトアップしOK。ポンピングブレーキで減速。発着点へ向かう。その間ずっと、「もっと円滑に運転せにゃん」と言われ続けていた。さしおり、「今日初めて乗る車なんで慣れてませんから〜」と受け答えをしてはいたが・・。切り返しを2度もしたし、どうやら円滑ではないらしいし、ギアの入りも悪かったことあったしと、全く合格気分ではなかった。挙げ句の果てには発着点を間違えようとしたりも・・・。

 まあ、最後までくさらず、ポールにあわせてとめ、ハンドブレーキ、ギヤをバックに入れエンジンを切り、ベルト、ドアロックを解除した。ここでも「もっと円滑に運転しなさい」と何度も言われた。目の前を受験票がちらちらと移動し、また落ちたかと思った(不合格の場合は受験票を返されるから)。ちょっとした間の後、突然の質問。「学校の先生ね?」。あ〜また間違われた。「いいえ。○○○です」と行って車から降りた。もちろんドアをあける前の確認はちゃんとして。

 車両前方より助手席に近づこうとすると、「どこば通りよっとね!」と、またもや言われる。車両後方へ回り、助手席側へ。その時点まで100%受験票を返されると思っていたが、「合格です」の言葉をもらう。一瞬、驚きととまどいを隠せなかった。なにかよくわからないままに合格していた。よかった。

 免許証が出来るまで3時間程度の待ち。いったん車に戻って、昼ご飯を食べて少し昼寝して免許センター内をぶらぶらしていた。時間が近まったので指定の場所へ出向く。合格者があと2名ほどそこにやってきた。喜びを分かち合いながらしばし待機。名前が呼ばれて申請書をいったん返され、写真撮影。申請書には技能試験の点数が書いてあった。「80点」あ〜よかった。応援してくれたみなさん、ありがとう。

 帰りがけに教習所へ寄り、合格報告。それにしても長期戦にならずにすんで良かった。つぎはけん引に挑戦したい。

 

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